おはようございます。黒野です。
今日は、「会社を辞める難しさに気づいた」という話をしたいと思います。
先日こんなツイートをしました。
正直、会社辞めてもいい状態なのに恐怖で辞めれない。
日本の教育のたまものですね。
この価値観ぶっ飛ばして、実際に辞めるには目に見えて実感できるキャッシュフローが必要なんだよな。
株の利益って実感が薄くて、どうすればもっと実感できるのだろうか。
— 黒野@社会人経済学部生 (@toushika_kurono) June 15, 2023
私は毎月15万円あれば生活していけます。
もっと言えば、引っ越ししたらさらに生活費を抑えることも可能です。
現在、株式投資での利益はそれを超えています。
つまり、会社を辞めても生きていける状態なわけです。
もちろん不安な部分もあるので、サイドFIREという形にはなると思いますが、可能です。
ところがそれが実行に移せない。。
なぜなのか。
教育の賜物
これは日本の教育の賜物だと考えています。(もちろんそれ以外にも人間の本能だとかの部分はあると思いますが)
直近で大学で社会学を勉強した時にまさにそういったことが出てきたのです。
社会学的考え方
社会の秩序を保つためには権力による支配が大切です。
権力による支配には種類があって、暴力的支配がもっとも権力が弱く、自発的な服従がもっとも権力が強くて、安定性も高く、コストも低いんです。
この自発的な服従を人々にさせるためには、教育や監視などを幼い頃から行うことで規律を内面化させていくわけです。
つまり、服従者が自ら勝手に服従をすることが当然であるという考えを内面化させるシステム(規律訓練)があるということです。
具体的には、学校や監獄などがあって、そこで規律化された人たちがさらに周りを教育するという、つまりほぼ全ての場所や環境でそういった訓練がおこなわれるということです。
1番わかりやすい例は、体育会系の考え方がわかりやすいと思います。
体育会系の人って上の人間には逆らわず、媚びへつらうことが当然のように思っていますよね。
まあ、それはさておき、こういった内面化された社会一般的な規律が行動を制限しているように思うわけです。
明らかに会社を辞めても生きていける。なんなら生活保護というセーフティーネットすらある。
なのに辞められない。辞めることに対する恐怖が半端ない。
サイドFIREの難しさはそこにあるんだなと思いました。
年収のコスパが下がるのもでかい
あと、リアルにセミリタイアを考えた時に壁になるのが、時間あたりの給料が著しく下がることです。
実際に週2、3のアルバイトでも生きていけるようになれたとして、その時給は1,000円ちょいです。
しかし、会社員なら年収で言うと400万500万とかあるわけです。
冷静に考えてみると明らかにアルバイトにした時のコスパが悪くなるわけです。。
サイドFIREするには?
では実際に、サイドFIREをするにはどうすればいいのかを考えてみました。
莫大なキャッシュフローを作る
まず、考えられるは、莫大なキャッシュフローを作ることです。
ただしこれは正直、コスパが悪いです。
実際に必要な分以上の資金が必要になるし、それが恐怖をうわ回るほどにってなるとかなりコスパが悪い。
たとえば、ネットだと何億も必要だとかいってる人がいるけど、どう考えても論理的じゃない。
一般的な生涯年収が2億やそこらのなかで、FIREするのに何億も必要になるわけがないのです。(もちろん贅沢をしたい人は別ですが。)
なぜそう言えるかは、お金を考える上で重要な「割引率」という概念があるのですが、これは簡単にいうとお金の価値は時の経過とともに減少していく考え方なんです。
つまり、生涯2億手に入れるのと、30歳くらいで手にする2億ではトータルの時間概念では後者の方が価値が高いんです。
簡単にいうと、今手にした2億は60歳で手にした2億以上の価値があるんです。
副業を始める
じゃあ他に何があるかというと、私が1番いいと思うのが、スキルを磨きつつ副業をとりあえず始めてみることです。
スキルを持ってる人はいきなり初めてもOKですが、持ってない人はまず勉強する。
資格を取ることもおすすめです。特に最近は、チャットGPTや発信者の大量発生などで権威のない人の副業のハードルが上がってると思うので学歴や資格などの経歴が重要になってくると考えます。
副業のいいところは、稼げたり、成功体験を積むことで社会のマインドコントロールが解けていくことにあります。
会社員じゃなくても生きていけるという事実を理解することでFIREのハードルがぐんっと下がると思います。
ただし、YouTubeはおすすめしないです。YouTubeは最近本当に難しくなってきていて、いきなりやっても心が折れてしまう可能性が高いからです。
まずは、別のことで頑張ってそこで小さな成功体験を積んだ後でやりたいなら挑戦するのはありだと思います。
とりあえずは、クラウドソーシングなどで好きなことや、興味のあることをするのがおすすめです。
転職もあり
また、転職をするのもアリだと思います。
今よりも給料が下がるけど、やってみたいと思える仕事や時間的に楽な仕事などがいいと思います。
特に将来やってみたいことに合った職業だったらそれが武器になるのでめっちゃおすすめです。
知識を増やすこともおすすめ
あとは単純に知識を増やすことも大切。人は知らないことに対して恐怖を感じるものです。
知らないから怖い。
つまり、知れば恐怖は薄れていく。
あと、自分が生きるのに必要なお金を知ることも大切。
そして実際にFIRE後の生活を試すのもいいと思います。たとえば月15万円で生活してみるとかです。
終わりに
以上、サイドFIREについて考えてみました。
確かにサイドFIREを実際に行動に移すのって色んな意味で難しいことだと思います。
でもたった1回しかない限りのある人生。
色々やってみないと勿体無いですよね。
あと、そういった社会的な呪縛は強力なので、とにかくFIREを常に考えまくるのが地味に重要なことだと思いました。
紙に書いたり、FIREしたらどうやって生きたいのか、どうなれるのか、生きていけるのかとか。
とにかくリアルに考え続けることが大きな力になると思いました。
諦めなければ意外と大抵のことができるのが人間だと思います。
ということで、お互いに頑張って人生あげていきましょう!
以上!黒野でした!

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