株式投資を始めるに当たって
”個別株” か ”投資信託” どちらで運用していくか迷うかと思います。
そこで今回は個別株と投資信託どちらでの運用がお得なのかを解説していきますね!
結論から言えばどちらも正解になりうる
結論から言っちゃうとどちらも正解になる可能性があります。
なぜかと言うと、どちらにもメリットとデメリットが存在するからです。
つまり、運用する方の
- 運用方針
- 考え方
- リスク許容度
- 目標額
- 投資可能な資金
これらによってどっちが正解かが決まります。
そこでそれぞれのメリットとデメリットを見ていきますね。
個別株と投資信託のメリットとデメリットの比較
個別株と投資信託を比べた時のメリットとデメリットを
個別株の視点から比べてみますね!
個別株のメリット
個別株のメリットについては、
- 自分でポートフォリオのコントロールが出来る
- 投資信託よりも大きなリターンを出す事が可能
- 運用管理費用が掛からない
- 個別株取引を楽しめる
このようなメリットがあります。
自分でポートフォリオのコントロールが出来る
投資信託とは違って自分で好きな銘柄だけに投資する事が可能です。
自分の銘柄分析に自信がある方にとってはメリットになります。
投資信託よりも大きなリターンを出す事が可能
投資信託の場合幅広い銘柄に分散投資されます。
つまりリスクが分散されるのですが、
その反面、リターンも小さくなります。
つまり個別株の場合、リスクを取ってリターンを狙う事が出来ます。
運用管理費用が掛からない
投資信託の場合毎年掛かる信託報酬が掛かりません。
投資信託の場合だと資産額に対して数%の信託報酬なので
資産額が大きければその分毎年のコストが大きくなります。
個別株取引を楽しめる
投資信託の場合、毎月決まった一定額を機械的に投資していくだけなので
とても楽に運用出来る反面、退屈です。
個別株取引の場合自分の力で運用してる感が味わえて好きな人には楽しいです。
あと買い物欲も満たせます。(普段の生活においての衝動買いが減るかも?)
個別株のデメリット
個別株のデメリットについては、
- まとまった投資資金が必要
- リスクが大きい
- 分散投資するには大きな資金が必要
- 管理に手間が掛かる
- 売買に手数料が掛かる
このようなデメリットがあります。
まとまった投資資金が必要
投資信託の場合、100円から投資が可能なのに対して
個別株の場合100円からでは投資が出来ません。
リスクが大きい
投資信託と比べると、分散が出来ないので
その分リスクが大きくなります。
分散投資するには大きな資金が必要
投資信託だと5,000社程に分散して投資している銘柄もあります。
仮に個人で5,000社に分散投資しようとすると
1社1,000円で買えたとしても5,000万円必要になります。
管理に手間が掛かる
株式投資は保有している銘柄の分析は必ずしなければなりません。
財務状況が悪くなっていっていれば最悪倒産なんて事もあります。
さらにポートフォリオ管理を行っていなければ
リスクが大きくなりますので管理に手間が掛かります。
売買に手数料が掛かる
投資信託の場合売買時に手数料が掛からないファンドもあります。
個別株の場合だと、市場での取引になりますので必ず手数料が掛かります。
個別株にはこのようなメリットとデメリットがあります。
個別株に向いている人
個別株取引に向いている人の特徴を上げてみます。
- まとまった投資資金がある
- 株式投資に掛けられる時間がある
- 株取引に興味がある
- ある程度のリスク許容度がある
- 強い意志がある
このような特徴がある方が個別株に向いていると考えます。
一番重要なのは
色々書きましたが、一番は強い意志があるかどうかだと思います。
他も重要なのですがそもそも意志が弱い方は個別株はやるべきではないと考えます。
株の基本は長期投資です。その中で暴落は避けられません。
そうなった時に投げ売りしては損でしかありませんので。
投資信託に向いている人
投資信託に向いている人は個別株取引に向いていない人です。
つまり、
- まとまった投資資金がない
- 株式投資に掛けられる時間がない
- 株取引に興味が無い
- リスク許容度が低い
- 強い意志が無い
このような特徴の方ですね。
ただし意志が弱い方は注意が必要です
個別株に比べると投資信託は意志が弱くても可能なのですが、
投資信託の場合でも暴落は必ずあります。
そういった場合に売ってしまうと損になってしまいますので
ある程度の意志の強さは必要になります。
とはいえ、個別株と比べると暴落のショックは小さいと思います。
まとめ
個別株取引も投資信託も最適解になりうる素晴らしい資産運用の手段ではあります。
両方したことの無い方であればまずは投資信託から始めてみてはいかがでしょうか。
もちろんリスク商品なので必ず勉強してリスクと管理責任を理解した上で自己責任でお願いします!
参考になれば幸いです。
それでは豊かで自由な人生手に入れられるように頑張って行きましょう!