財形貯蓄制度というのは
一般財形貯蓄、住宅財形貯蓄、財形年金貯蓄この3つの種類があります。
新入社員で会社に入ってこの制度は使った方がいいのか迷う事かと思います。
中には既に加入している方もいるかと思います。
しかし、大多数の人にとってこの財形貯蓄制度は入る必要ありません!
今回はその理由について解説していきますね!
それぞれの投資の最適解を目指し勉強していきましょう!
YouTubeでも解説しました!
こちらの記事はYouTubeでも解説しました!
動画の方が分かり易いと思うのでぜひ活用下さいませ!
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財形貯蓄制度とは
そもそも「財形貯蓄って何なの?」って方がいると思いますので
簡単に解説していきます。
強制的に貯金が出来る制度
財形貯蓄制度を行っている企業に勤めていれば利用出来ます。
毎月の給料から天引きされる形で会社から契約銀行に送金される仕組みです。
つまり自動的に毎月自分が決めた一定額を貯金出来る仕組みになります。
無駄遣いがなくなる
そもそも給料を無駄遣いする人が半ば強制的に貯金が行えるようにする制度って事になりますね!
ただし、そういった方でも他のおすすめの方法をとった方がもっとお金が増やせます。
この方法については後述しますね。
一般財形貯蓄
使用目的は自由です。誰でも利用可能。
ただこれに関しては他の財形にある節税メリットが無いので
ほぼただの貯金ですね。
住宅財形貯蓄
使用目的は住宅の購入・建設・リフォームに限られます。
満55歳までが利用できます。
こちらは元本550万円までの利息に対して免税されます。
ただし、使用目的以外の出金時には今まで免税になっていた分を返さなくてはなりません。
財形年金貯蓄
使用目的は老後の資金づくりに限られます。
満55歳までが利用できます。
これも元本550万円までの利息に対して免税されます。
ただし、使用目的以外の出金時には今まで免税になっていた分を返さなくてはなりません。
住宅財形、財形年金は節税効果がある
確かに両方元本550万円までの利息に対しては節税効果があります。
ただこの利息なんですが、年間利息が0.01%程になります。
つまり550万円の0.01%で550円ですね。
通常だと550円の利息に対して20%程税金が掛かりますので、約110円程の節税メリットがあります。
いや、少なすぎ、、
つまりほぼメリット無しと考えていいでしょう。
財形住宅利子補給を行う企業もある
因みに銀行から貰える利息の他に企業によってはさらに利子をプラスして貰える企業もあります。
ただしここで注意したいのはここで貰える利子補給は給料所得になりますので
税金、社会保険料(社会保険料については利子補給の支払い月による)が上がります。
まあ正直微妙な所ではありますね。
財形貯蓄は必要が無い理由
色々財形貯蓄について解説しましたが、結局必要ありません。
その理由はこちらです。
- 利息の利率が低い
- 利息の非課税の効果が薄すぎる
- 他にいい金融商品がある
- 貯金出来ないんだったらこれを使った方がお得!
この様な点があります。一つずつ見ていきましょう。
1.利息の利率が低い
財形貯蓄の利率は大体0.01%の所が多いです。
確かにメガバンクの普通預金よりもいいのですが、
楽天銀行等のネットバンクを利用すると普通預金でも0.1%です。
つまりネットバンクよりも10倍損してしまいます。
2.利息の非課税の効果が薄すぎる
確かに利息が非課税になるのはなります。
ただ先ほど解説した様に非課税になる額が少なすぎて意味ないです。
3.他にいい金融商品がある
投資信託、株、債券等の有価証券に投資していた方が利回りがいいです。
わざわざ財形貯蓄にお金を眠らせておくのは損です。
4.貯金出来ないんだったらこれを使った方がお得!
「貯金が出来ないから給料から天引きされる財形貯蓄がいい!」
って方は是非とも、つみたてNISAで毎月の自動積立機能を利用して見て下さい。
その方が圧倒的にお得です!しかも自動積立だから半強制的にお金が貯まります。
まとめ
他にいい資産運用の方法があるので財形貯蓄はやるだけ無駄になります。
実際私も会社から半強制的に住宅財形に加入させられてましたが
途中で解約しました。
出来るだけ早くを辞めてその他の資産運用を行うようにしましょう!
このブログでは株式投資、投資信託などの情報を発信していきますので
そちらを参考にしてもらえれば幸いです。
これからも勉強して自由で豊かな人生手に入れちゃいましょう!