米国株投資を考えていく上でネックになるのが2重課税ですよね。
税金は長期投資していく上で運用成績に大きな影響を与える部分です。
そこで今回は「ADR銘柄」というお勧めの投資対象を紹介します!
ADR銘柄だと外国での税金が掛からない物もあるので2重課税にならない銘柄もあります!
解説していきますね!
ADR銘柄とは
ADR(American Depositary Receipts)とは米国預託証券の略語です。
米国市場で売買されている米国以外の国の代替証券のことです。
つまり、米国市場に上場してるんだけど米国以外の企業の銘柄ですね!
厳密に言うと代替証券なのでその銘柄の株式では無いのですが一緒の事です!
米国株と同じ様にドル建てで投資する事が出来ます。
ADR銘柄に投資するメリット
メリットは投資する銘柄によっては外国での課税が無い(非課税)事です。
米国株に投資すると米国でも課税されてその分利益が目減りする。
ADR銘柄で税金が発生しない国に投資すればそのデメリットが無くなる!
配当金に掛かる税金を0に出来るよ!
非課税になる国
ADR銘柄で非課税になる国はこちらです。
非課税になる国
- イギリス
- インド
- オーストラリア
- ブラジル
- シンガポール
- 香港
こちらのサイトから引用させて頂きました。
ご機嫌いかがですか。 むねやんです。 さて今回は、アメリカ株式投資家、およびイギリス株式投資家な……
非課税の人気銘柄
非課税になる人気の銘柄を紹介します。
人気ADR銘柄
- BTI(ブリティッシュアメリカンタバコ)
- UL(ユニリーバ)
- DEO(ディアジオ)
- BP(BP)
- NGG(ナショナルグリッド)
- RDS.B(ロイヤル・ダッチ・シェルB株)
- VOD(ボーダフォン)
- WBK(ウエストパック銀行)
- GSK(グラクソ・スミスクライン)
- HSBC(HSBCホールディングス)
こちらのサイトから引用させて頂きました!
ご機嫌いかがですか。 むねやんです。 さて今回は、アメリカ株式投資家、およびイギリス株式投資家な……
投資家黒野が投資している銘柄
筆者が実際に投資している銘柄はこちらです。
- UL(ユニリーバ )
ULに実際に投資しているよ!
UL(ユニリーバ )
イギリスのADR銘柄のグローバル企業である。
セクターは一般消費財にあたります。
オランダの銘柄もありますがそちらは税金が掛かるのでイギリスの方がいいです。
お勧めのポイント
- 新興国の売り上げの割合が高くこれからに期待出来る。
- 増益傾向にある。(売り上げ不振のマーガリン事業を売却)
- 一般消費財で不況に強い。(これからのリセッション強い)
因みに、
- リプトン
- LUX
- モッズ・ヘア
- Dove(ボディケア)
- ジフ
この様な有名ブランド商品を持つ企業です。
ADR銘柄のデメリット
デメリットは、「管理手数料が掛かってしまう」です。
この管理手数料は銘柄によって異なります。
ただし、管理手数料と言ってもそこまで大きな金額ではありません。
例えばULの場合だと、一株辺り$0.005とかなり小さい数字になります。
一般的には四半期~1年毎に1株あたり0.25~5セント程度の管理費用がかかります。
ADR銘柄に投資した方が得する人
これはアーリーリタイアして配当金だけで生活している人になります。
もしくは年収が極端に少ない方ですね。
米国株で配当金だけで生活しようとすると、
配当金に掛かる米国での10%課税が大きいです。
外国税額控除は年収があり所得税を納めている方しか使用できないので
事業所得や給料所得が無い方は10%丸々取られてしまいます。
この課税がなかなか深刻な問題になってくるわけです。
シーゲル博士も税金に対してはしっかり考える様にと
書籍でも言ってるんだ!
逆に言えば、
事業所得や給料所得が多く、外国税額控除で税金を取り戻せる人は
無理やり投資するメリットは無い事になります。
YouTubeでもお話ししました
https://youtu.be/3-zE4jNVV5Q
まとめ
- 米国市場に上場している米国外の銘柄に投資できる。
- 銘柄によっては配当金の外国での税金が非課税。
- 投資を検討するべき人は事業、給料収入が無い又は少ない方。
注意点としては株式投資は銘柄選定が重要です。
いくら非課税でも企業がダメでは話になりません。
そこは十分に注意して投資して行きたいですね!
以上!参考になれば幸いです!
これからも勉強して人生上げていきましょう!🍀✨