【米FRB利上げ】FRBが25bpの利上げ!今後の見通しについて【少しヤバいかも】

投資家黒野
おはようございます!投資家黒野です!
とうとうFRBが利上げを発表しました!

コロナショック後からの金融緩和にとうとう終止符が打たれました。

FRBが3月16日に25bpの利上げを発表しました。

今回の参考文献はこちら↓

Investing.com 日本

再送FRBが利上げ転換、3年ぶり0.25% インフレ抑制へ積極姿勢…

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FRB利上げ!

3月のFOMCは政策金利の25bpの引上げを決定しました。

利上げは2018年12月以来3年3カ月ぶり。

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パウエル議長発言まとめ

パウエル議長は、経済は堅調でありインフレ抑制のために必要であれば今後の会合でより積極的な利上げを行うと表明した。

新型コロナのパンデミックとの闘いから、高インフレとウクライナ危機がもたらす経済リスクへの対応に軸足を移す。

との事です。

労働市場について

労働市場は、失業率の低下や未充足求人の低下、賃金の上昇等の面で良好なパフォーマンスにある点を強調。

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ウクライナ情勢について

ウクライナ情勢による米国経済の影響は極めて不透明であり、短期的には輸出の抑制等を通じて下方リスクになりうる点を認めた。

実際、FOMCメンバーによる今年の実質GDP成長率見通しが大幅に下方修正されてます。

パウエル議長はこの要因として、供給の制約長期化と商品価格の上昇が主因と説明した。

ただし、利上げの影響はラグを伴うとして、関係は希薄であるとの見方を示唆した。

物価について

供給制約や労働者不足に加えて、

ウクライナ情勢が更なる物価上昇に繋がる可能性があるとし、

物価上昇が経済的弱者の負担を増加している点を認めた。

PCEインフレ率見通し上方修正

FOMCメンバーによる新たなPCEインフレ率見通しは、2022~24年にかけて+4.3%→+2.7%→+2.3%となり、前回(12月)に比べて、各々1.7pp、0.4pp、0.2ppと足元を中心に顕著に上方修正された。

引用:NIRI DNA

PCEとは個人消費支出物価指数です。

これも物価を測る指標なのですが、CPIとは測定の方法が少し違っていて、

FRBが目標とする2%のインフレを確認する時にPCEの方がよく見られているのでこれが重要です。

つまり、思ったよりも大きなインフレが継続する可能性を示唆した。

記者の質問にもウクライナ情勢でインフレは想定より長引くと言ってます。

今後の見通しについて

物価については、財の供給や労働参加率も改善して、

利上げによる需要の抑制もあり、少しずつ物価は落ち着くと言われてます。

コロナも落ち着けば賃金上昇も落ち着くとの事です。

この現状の急激な賃金上昇については生活水準が上がる面もあるが、インフレ目標に対して整合的でないとして持続はしないと言ってます。

今後の利上げ見通しについて

今後も俊敏(nimble)に金融政策を調整していく考えを示した。FOMCメンバーによる新たなdot chart(メディアン)は2022~24年末の政策金利を1.9%→2.8%→2.8%と予想している。前回(12月)には0.9%→1.6%→2.1%であっただけに全体として大幅に上方修正され、2023~24年には中立金利(2.4%)を上回る水準が維持される可能性が示された。

引用:NIRI DNA

引き締め速度早そうです!タカです。

さらに記者会見では、多くの記者が政策運営がbehind the curveに陥ったとの懸念を示した。

behind the curveとは、景気や物価の上昇に対して、意図的に利上げのタイミングを遅らせる金融政策のこと。

インフレに対して金融引き締めが遅かった的な言葉です。

これに対してパウエル議長は、利上げと保有資産の削減という強力な政策手段を有しているとの考えを強調したとの事です。

QT来ますね。

利上げの具体的なペースについては、パウエル議長は具体的な言及はしてないです。

FOMCとして前倒しで進めるか平均的なペースとするかをあらかじめ決めている訳ではなく、

今後のインフレ動向に即して変化しうると説明した。

QTについて

パウエル議長は、金融緩和が解除されても米経済は力強く繁栄するはずだと予想。

「金利を引き上げ、バランスシートの縮小を開始する時期が来ていることは明白だ」と、

バランスシートの縮小について、計画に大きな進展があり5月に開かれる次回のFOMCで詳細が確定する可能性があると発言してます。

さらに金融政策の引き締めにおいてバランスシートの縮小が重要になると強調。

前回のQTより迅速に動き、より早く開始することになるという見通しを示してます。

黒野の感想

実はこの発表後に株価上がってるんですよね。

ただ、個人的にはどう見てもポジティブに捉えられないのですが、、

恐らく今年中にQTやるし、下手したら5月にやり始めるっぽいですね。

今回が25bpだったから、材料出尽くしなのか、株価上がってますが正直このまま上昇は続かないかと。

問題は企業業績

こうなると頼みの綱は企業の業績ですね!

結局業績が良かったら余裕なわけですよ!

特にGAFAMの決算が気になります!

ここが大丈夫なら期待は出来ますが、逆にここの決算がコケ始めたら少し注意しないといけないと思います。

とにかくこうなったら業績を期待するしかないですね!

後はそこに繋がってくるコロナの状態ですね!

これからは金融相場が終わり業績相場へ移行しますが、その業績への逆風が強いです。

恐らく4月の決算で業績見通しの下方修正が出てくるかも知れません。

そうなった場合、一時的にリスクオフになる心構えはしといた方が無難かもですね!

特に今までの景気回復期とは違い今回の景気回復期は以上な株価上昇と業績の好調だったので

このトップギア状態の業績を維持しないと株価は上昇していかないと考えた時に、かなり微妙な状態だと思います。これは個人的に。

どこまで市場が受け止めてくれるかと財政政策と金融政策の行き先も注意したいです。

暴落も覚悟してます!

正直今ベアマーケットっぽくなってます。

記憶が正しければ、エコノミストの方の発言で今年の5月か6月に暴落するって言ってる人が2人ほど見ました。

早いペースのQT来たらどうなるのでしょうか。

金利がどう動くかも気になるところですね!

とはいえ!私はあくまでもドルコスト平均法の長期投資なので暴落しようがコツコツ積み立てるのみです!

アクティブ用のキャッシュポジションもあるので暴落したら買い増しします!

とか言ってると暴落って来なかったりするんですよねw

まあ、とりあえず悲観も楽観も禁物だと思うので気楽に冷静沈着に淡々と相場に居続けようと思います!

僕の理論ではいかに長く株式のまま資産を保有出来るかが勝つ秘訣だと思います!

もちろん世界分散してたらの話ですが!

株は金のなる木なので保有期間が長ければ増えてるはずです!

以上!参考になれば幸いです!黒野でした!

とある読書家
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