こんにちは!投資家黒野です!
今回は私がiDeCoをやらない理由を解説します!
最近は年金問題で老後の資金の為にiDeCo(個人型確定拠出年金)や
企業型確定拠出年金をやる人が増えてきていますね!
そんな中、私は現在iDeCoや確定拠出年金をやっておりません。
今後もやるつもりは今の所無いです。
今回はなぜ私がiDeCoをやらないのか、
メリットとデメリットの面から紹介したいと思います!
iDeCoとは
そもそもiDeCoとは個人型確定拠出年金の事で、
簡単に言うと個人で行う年金制度の事ですね。
加入者が毎月一定額を積み立てる
加入者は毎月あらかじめ用意された
- 定期預金
- 保険
- 投資信託
といった金融商品に投資を行い。
自ら運用する制度です。
利益に対して免税される
iDeCoで運用して得た利益(売却益、分配金、利息)には税金が掛かりません。
掛け金を所得税から控除できる
毎月積み立てている掛け金を所得税から控除出来ます。
つまり掛け金と利益に対しての節税効果が期待出来ます。
60歳まで引き出せない
iDeCoで運用している資金は原則60歳まで引き出す事が出来ません。
メリット
メリットはこちらです。
- 節税効果がある
- 60歳まで強制的に資産を保有していられる
この様なメリットあります。
まあ、正直60歳まで強制的に引き出せないというのはメリットなのか?と疑問ではありますが・・
デメリット
デメリットはこちらです。
- 60歳まで資金拘束される
- 払い出し時に税金が掛かる
- 口座開設、維持に手数料が掛かる
- 給料収入が無いと節税メリットが無くなる
この様なデメリットがあります。
一つずつ解説していきますね!
1.60歳まで資金拘束される
これ意外と問題です。
60歳まで引き出せないという事は
それまでの人生の中でお金が必要になった場合に使えないという事になります。
現代社会では変化がとても激しくなっています。
いつ、どんなチャンスが転がってくるか分かりません。
例えチャンスが転がってきてそこに掛けられる資金が無ければチャンスを棒に振る事になります。
これは大きな問題です。
一生、一般の会社員として労働していくと考えている人は構いませんが
もし、もっと自由に生きたいとかもっと豊かに生きたいと考えている(向上心のある)人の場合、
足枷になりかねません。
2.払い出し時に税金が掛かる
これは意外と知られていない事なのですが、運用中は非課税なのですが
引き出す時には税金が掛かります。
それも利益に対してではなく、運用している資産総額に対して掛かります。
つまり1000万円引き出すとその1000万円に対して税金が取られてしまいます。
ただしこれには年金として分割で受け取る場合には年金と同じ控除が使えて節税出来ます。
それと一括で受け取る場合も退職金と同じ節税が可能です。
ただし節税可能な額が決められているので
現在働いている会社の退職金が多い場合は節税効果が期待できないです。
3.口座開設、維持に手数料が掛かる
これも意外と知らない方が多いと思います。
口座開設には証券会社にもよりますが最低でも2,777円程掛かります。
さらに運用期間中は毎月167~600円程掛かります。
この毎月掛かる手数料は長期運用していく為、結構な額になりますね。
さらに払い出し時にもその都度手数料が発生します。取られ過ぎ、、
4.給料収入が無いと節税メリットが無くなる
iDeCoをやる事は所得税の控除を使いたいからやるわけですよね。
ただし、今後アーリーリタイアしようとしている人の場合だと
節税メリットが無くなってその他のデメリットだけを背負う形になります。
つまりiDeCoをやると一生奴隷として働くという契約する事になります。
(少し大げさではありますが。)
確かに運用で得た利益に対しての節税効果はあります。
ただ、
毎月の手数料、掛け金の上限がある為にこの節税効果はかなり薄れると考えられます。
YouTubeでもお話ししました!
結論
色々なデメリットがあるわりにはメリットが薄い。
さらに最終的に得られる節税効果もどうなの?って所があります。
もっと言えばこれから日本の税制度は確実に変化します。
日本の税制度は現在も過去も変わり続けています。
つまりiDeCoのメリットがもっと薄れたり、もっといい制度が現れるかも知れません。
そうなった時に60歳まで辞められないというのは大きなデメリットになります。
以上の理由から私はiDeCoはやりません!
と、言うよりも私の場合は一生会社員として働くつもりはないので
この制度に合っていません!という事ですね!
以上!参考になれば幸いです。
これからも勉強して人生上げていきましょう!🍀✨