TwitterやYouTubeで気になる意見をみました。
最近SNS上でよく見る様になったのは
「売った方がいい」「金利がー」「過去とは違う」
この様な意見を多く見るようになってきました。
実際に売ろうか迷ってる人はぜひ話を聞いて下さい。
ついでに後半でファンダメンタルズ分析についての知識も深めていきましょう。
- 暴落が怖くて売ろうか迷っている人へ
- ファンダメンタルズ分析について
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最近SNS上でよく見る様になったのは「売った方がいい」「金利がー」「過去とは違う」この様な意見を多く見るようになってきま…
売った方がいいの?
結論から言いうと「正しい投資をしてるなら売らなくてもいい」
これになります。
売った方がいい人は?
Twitterで見たのですが、
「積み立てで評価額でマイナスが出てても売るのはもったいない!と警告されても、本当に現金が必要になったなら迷わず売るべき!」
この様なツイートを見かけました。
これは完全に間違った投資をしてしまってると私は思います。
少なくとも私が推奨してる投資法とは完全にかけ離れた投資をしています。
なぜなら投資とは余剰資金を使うものです。
少なくとも10年は使う必要の無いお金を投資するのが基本です。
そして生活防衛資金も必ず用意しておく必要があります。基本中の基本です。
なのでそれが出来てない人なら売ってもいいと思います。てか必要なら売るしかない。。結果損失になるのですが。
正しい投資をしてるなら売る必要なし
私が正しいと考える投資とは、
「長期」「時期分散」「世界分散」これをしてる場合です。
これなら売る必要はなしです。
なぜなら未来は分からないからです。
世界情勢が悪いから株価が暴落する?
そもそも世界情勢が悪いから暴落するというのは間違いです。
なぜなら世界情勢が悪くても暴落するとは言えないからです。
暴落はいつくるかは誰も予期出来ないから暴落なのです。
それを予想してる預言者がいますが、無視でいいです。
逆に株価上昇のタイミングも完全に予想出来る人は存在しません。
もしいたらフルベットのレバレッジで世界一の億万長者になれてるはずです。
どんだけ強気で発言してる人がいてもそれをしてない時点で自分を信じてないのと一緒です。
そんな100%の自信も無い預言者の言うことを信じて投資判断をするのは愚策だと思います。
だからこそ歴史的に受け継がれてる名著で「分散」「長期保有」が推奨されてるわけです。
歴史が繰り返すとは限らないから危険!
さらにあるツイートでは「戦○は買いというけど歴史が繰り返すとは限らない!売った方がいい!」
この様なツイートも見かけました。
これに関してですが、「いや、だからこそ売らずに積み立てじゃね?」
と私は思います。
未来は分からない。だからこそバイアンドホールドの積立投資ってのが投資の基本です。
売る時点でアクティブの短期的な投資成績の勝負の世界に足を踏み入れるわけです。
ではこれがどんだけ無謀なことかを見ていきましょう。
勝負の世界は99.9%負ける世界線
今回の世界情勢ロシアや米国の金融引き締めだから売る。
これは主にファンダメンタルズに基づいての判断となります。
ファンダメンタルズというのは「基礎的な条件」です。金利や業績といった感じですね。
そこで今回はこれがどれだけ困難な世界なのか見ていきましょう。
ファンダメンタルズ分析で成功出来る?
もちろんこれで成功してる投資家もいます。
ウォーレンバフェットさんとかがそうです。(彼が失敗する時もある)
ただし普通は不可能レベルと捉えておいた方がいいです。
ファンダメンタルズ分析の難しさ
この分析で使用するのは主に
「成長率」「金利」「インフレ」「株主還元」「リスクの大きさ」
この辺りです。
これらを数値化して割安性を判断していくわけですが、ここに大きな問題があります。
- 人の心理状態
- 期間の設定
- 未来の状況変化による影響
まずこの予測値ですが、ここには人間の心理が影響します。
イケイケムードだとイケイケな値になり、暗いムード(今の様な)だと控えめな値になります。
この時点でムードでコロコロと数値が変化する事が分かります。
さらに期間、これは自由に決められます。
どの程度の期間どの程度成長するかを自由に決めます。
それは見る人によって異なります。計算結果が割高でも成長する期間を1年多く見れば割安状態になったります。
さらにこれらの予測値ですが、それに影響する業界や人、企業、国、これらがカオス状態にあります。
物理学分野で「カオス理論」があります。
これは未来の予測には膨大なデータが必要でそれは予測する対象の範囲と期間により
必要となるデータ量が膨大となり、市場予測レベルになると人類には不可能レベルになるはずです。
さらにバタフライ効果により少しでも数値がズレると途端に未来が大きく変化します。
この様に未来予測はほぼ不可能と言えるわけです。
だから投資の神様ウォーレンバフェットでも完璧な予測は出来てません。
彼は下がってもホールドしたり、失敗したりしてるわけです。
そこらのインフルエンサーが何を言おうが惑わされてはいけないという事です。
市場リスクもある
さらに予測を困難にしてるものがあります。
それが「システマティックリスク」です。
これは市場リスクと呼ばれるものです。
簡単に言うと、世界の状態によって平均的なPERが変わるという事です。
この時期だとPER15倍が当たり前でもある時期だとPER30倍でも買われる。
この様な変化があります。
つまり「非システマティックリスク」と「システマティックリスク」による影響を完璧に読みながら投資しないと
100%の正解は出すことが出来ないわけです。
銘柄の割安性の判断は非常に困難だと言えます。
どうすればいいの?
今までの解説で未来は分からないがお分かり頂けたかと思います。
因みに「テクニカル分析」も100%は通用しません。
これは自己矛盾に陥るからですが、これに関しては後日発信します。
なので、チャートを表示して「こうなる!」とか言ってる情報見ても鵜呑みにしてはいけません。
結局古典的な方法が最適解
未来は読めません。
ただし分かっている事があります。
それは株価は割引現在価値に大きな上下のブレはあるものの追従してくるという事です。
割引現在価値とは上記のファンダメンタルズ分析で出そうとしてる理論的な価値です。
株価はこれに追従してきます。
ただしその理論値を正確に弾き出すのは困難だと上記で説明しました。
さらにこの理論値に完璧に沿って株価が動く訳では無いです。
でも長期で見ると追従してきます。
そこで私達が出来るのは割引現在価値が長期的に増えていくものに対して積み立て式のバイアンドホールドする事です。
これならば理論値とズレてる時も分散して買えて理論値自体が落ち込んでる時も買えます。
投資対象としては私は「世界株」がいいと考えています。
その国の割合に関しては自信の判断でいいと思います。
簡単に言うと
これらを簡単に言ってしまうと、
「未来は分からないから世界分散の長期積立投資が最適解!」と言う事になります。
こういう事が古典的名著で何十年も賞賛されている投資法になります。
私はそれを信じているのでそれ以外は遊びだと思っています。
逆にこの投資法以外に全力投資することは無謀だと思います。
以上、参考になれば幸いです。
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