AMZNについてのニュースです!
米アマゾンで初の労働組合が結成されるかも知れないというニュースが飛び込んできました!
ソースはこちらです↓
Amazon.comのニューヨーク市のフルフィルメントセンターで、同社初の労働組合が誕生した。投票結果は僅差で、Amaz…
今日はこのニュースについてお話しします。
更新通知は下記ボタンから受け取れます。
Amazonで労働組合結成か?!
ニュースによると、Amazonのニューヨーク市スタテンアイランドのフルフィルメントセンターの従業員らは4月1日、
同社初の労働組合「Amazon Labor Union」(ALU)結成が決まったと発表しました。
同日行った開票で、賛成が反対を500票上回る2,654票だった。
実際の結成はまだ
実際の結成には、連邦政府の独立行政機関で組合結成を監督するNLRBによる正式な認定が必要です。
Amazon側の意見は
Amazonはこの結果を受けて、
「投票結果に失望している。従業員にとって、会社と直接関係を持つことが最善だと信じるからだ。NLRBによる不適切かつ不当な影響力についての異議申し立てを含む対策を検討している。」
と言う声明文を発表しました。
なんとか阻止したい様子ですね。
Amazonの労働組合結成は2014年から火が燻り始めていて、
直近では大幅な賃上げを発表したりと頑張って対策しています。
米国の労働組合事情はいかに
日本に住んでいると労働組合は当たり前に存在してると思います。
しかし、米国は少し違ってます。
日本ほど労働組合の組織率は高くないです。
Sonoligoによると2020年では10.8%ほどとのことです。
これには米国の企業体系が関係していて、米国の製造業等の工場は海外へ移転したり、生産部門の労働人口減少、金融やテック系の給料水準が高い、福利厚生が良い企業が多く労働組合の必要性が低い事が挙げられます。
バイデン政権で変化が
とはいえバイデン政権では労働者の格差改善の一環として
労働組合の強化が掲げられています。
労働組合結成でどうなるのか
仮に労働組合が誕生すればどうなるのでしょうか。
私は「金持ち父さん貧乏父さん」の何巻か忘れましたが、そこに書かれていた文章が頭に残っています。
金持ち父さんは、自分の経営する会社に労働組合が出来ない様に常に目を光らせていた。
労働組合が組織されそうになったことは何度かあったが、金持ち父さんはいつも上手くそれを切りぬけた。引用:金持ち父さん貧乏父さん
労働組合は労働者にとっていい?
これは上手く機能すれば良いと思います。
ただし、重要なのは労働者の利益はどこからやってくるのか。という点です。
労働者の利益の源泉は企業の利益です。
つまり、企業の利益が減少すれば労働者の利益は減少します。
今の日本の首相の様に企業の利益を減らし、労働者の賃上げを目指すのではなく、
企業の利益を増やし、その後に増えた利益を労働者にも反映させていく方向を目指すべきです。
労働組合が出来、労働者の労働環境が改善され、それが企業の利益上昇に繋がれば良いです。
もしくは企業利益が好調で見通しも良い時なら良いです。
ただし、それは中々難しい所ではないでしょうか。
私の印象としては、Amazonの倉庫従業員が仮に仕事ぶりが向上したとしても費用対効果に見合わない可能性が高いです。
なぜなら現在労働者不足により労働者側の力が強くなっており、
賃金改善や福利厚生、または仕事内容の改善と、企業利益的に逆風となると私は考えるからです。
そして現状の世界情勢や米国のインフレ問題等々を考えるとAmazonの直近見通しも難しい状況だと考えます。
難しい問題
労働者側からすれば労働環境や賃金面が改善されるのは嬉しい事です。
しかし企業側から見れば利益の低下の懸念があるのは事実です。
今回の事で勤勉な労働者が増え企業の利益向上にも繋がればいいのですが。
ぶっちゃけ労働環境が改善されようが賃金上がろうがAmazon倉庫の末端従業員の働きぶりってあまり変わらないと思うのは私だけでしょうか。
株主の立場からするとやはり労働組合は怖いですねw
そしてぶっちゃけ今Amazonは経営的に難しい状況なのに今じゃないだろ!と私は言いたいw
以上!黒野でした!

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑
厳選の良書ですのでぜひご利用ください↓
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑