配当金目当ての投資をしたい方にお勧めのETF
「SPYD」を紹介していきます!
この銘柄ビジネス系YouTuberの両学長も実際に投資していて
動画でも紹介されてちょっと話題になってますよね!
この銘柄本当に良い銘柄でお勧めなのですが、お勧め出来る方とそうでない方がいますので
分かり易く要点を解説していきますね。
お勧め出来る方とそうでない方の特徴
最初に結論から書きます。
このSPYDに投資する事をお勧め出来る方の特徴はこちらです。
・高配当米国株に投資したい
・キャッシュフローが必要
・毎年確定申告を自分で出来る
・当面の間はキャッシュフローは必要ない
・毎年自分で確定申告なんて出来ない
それぞれこの様な特徴になっています。
という事で早速SPYDについて詳しく見ていきましょう!
SPYDとは
米国のETFで正式名称は、「SPDR® ポートフォリオ S&P500® 高配当株式 ETF」と言います。
投資スタイル
S&P500®高配当指数に連動したパッシブ運用を行います。
この指数というのは、S&P500の配当利回りの上位80銘柄を計測する指数になっています。
つまり、S&P500の中でも配当利回りが上位80位に入る銘柄だけに投資するスタイルとなっています。
勝手に高配当銘柄だけに投資してくれるんだね!
これはすごい!
SPYDのメリット
・分配金の利回りが大きい(4%を超える利回り!)
・株価上昇も期待できる!
分配金もいっぱい貰えて、株価上昇も見込めるなんて
まさに最高の銘柄だね!
ちなみにその他のメリット
- 増配も見込める
- 分散投資が出来る
- HDVとの相性が良い
- 経費率が安い
- 運用会社が超大手(お金が集まり易く経費率を下げられる)
- 株価が安く少額から投資できる
ただし、セクターに偏りがある
分散投資はされていますが、投資のスタイル上、セクターに偏りが発生します。
特に高配当銘柄にのみ投資していますので、不動産(REIT)の割合が約20%近くあります。
不動産(REIT)
REITは意見が分かれる所なのですが、
米国REITは不況時に大きく下がる特性を持っているとの事です。
その代わり過去のデータですと株よりも大きなリターンがありました。
この結果から米国REITはリスクを取ってリターンを得るイメージかと思います。
それに米国REITと米国株は同じような動き(株価が上がれば不動産も上がる。逆も一緒)
今後は分かりませんが、
株の方がリターンが良かったです。
というより株式だけに投資したい派なので
微妙なのですが、、正直まあいっか的な感じですね!
投資方法がなかなかいい!
このS&P500®高配当指数に連動した運用というのはダウの犬戦略と似ています。
このダウの犬戦略は過去のデータだとインデックス投資よりも好成績でした。
簡単に言うと、割安な株を買って上がったら売ってまた割安な株を買う、これを繰り返す訳ですね。
これはバリュー平均法と呼ばれるドルコスト平均法を超えると言われている投資法にも似ています。
安い株を買って高くなったら売る。
個人的にはこの投資方法は凄い好きだな。
懸念点
良い銘柄なのであまり無いのですが懸念点についてはこちらです。
分配金の利回りが良い為、税金分投資効率が悪くなる。
分配金の利回りが良いということはその分支払う税金も多くなります。
しかも米国株、米国ETFの場合、米国でも税金が取られて2重課税になります。
eMAXIS Slim等の国内投資信託と比べると投資効率は落ちます。
※SPYDの様な投資をする国内投資信託は無いので比較は出来ません。なのでこの投資方針を取りたい方はSPYDに投資するべきかと思います。
配当利回りが高い銘柄は割安な場合が多い。
配当利回りが良いという事は大抵割安な場合が多いです。
割安な株を買って高くなって売るは良いと思いますが、
割安になるという事はそれだけ人気が無い、もしくは人気以上の利益を出している。
そう言った要因があります。
人気が無いとそれだけマイナスな要因があるという場合がありますので、
下手すると業績が下がってS&P500の対象から外れるなんて事も、、
そうなったら株価が一気に落ちて、その後に自動的に売られてしまう。
あまり無いと思いますが、長期投資なので絶対無いとは言い切れません。
配当利回りが良い投資対象のみに投資される。
当たり前なのですがSPYDは配当利回りが良い銘柄のみに投資されます。
配当利回りが低い銘柄にも投資したい方は別のETF等も組み合わせる必要があります。
分配金が2重課税になる。
SPYDは米国ETFなので分配金は米国でも課税される2重課税になります。
そこで自分で確定申告をして「外国税額控除」という制度を使って
米国での税金を取り戻せる訳なのですが、毎年自分で行わなければなりません。
その作業が出来ない方は米国ETFよりも国内投資信託の方が良い場合もあります。
分配金がドルで支払われる。
分配金がドルで支払われます。つまり日本で使う為には日本円に為替を交換する必要があります。
その時に為替手数料が発生します。
さらに円高になっていた場合、その分利回りが低下したのと同じになります。
最後の2つはSPYDの懸念点というよりは米国ETFの懸念点ですね。
こちらの記事で詳しく書いていますので参考になるかと思います。
最近、米国株や米国ETFが人気で投資する人が増えてきています。実際に私も米国株に投資を行っております。そんな米国株、米国ETFなんですけど実は問題点もあります。今回はその問題点を紹介していきますね。 […]
色々懸念点を書いてるけどこれが大丈夫な人なら
メリットが大きいので良い銘柄だと思うよ!
筆者は投資するの?
実はかなり迷っています。
めちゃくちゃ良い銘柄なので投資したい願望が強いのですが、
僕は現在、個別銘柄(高配当銘柄)にも投資していますので個別で自分が好きな銘柄だけに投資したい思いもあります。
一方でSPYDは自動的にダウの犬戦略的な事もやってくれるし、手間が掛からず良い感じに高配当投資してくれる。
つまり、
・個別株投資は自分で好きな銘柄を選んで好きに投資が出来る。
でも手間だしリスクも高い。でもリターンが狙える。
・SPYDは手間が掛からず、高配当&値上がりも期待できる。
でも嫌な銘柄にも投資される。でもリスクが低い。
どっちも良い!だからこそどっちかなんて選べない!といった感じです。
なので現在はSPYDには投資していません。今後はわかりませんが。
僕は株式投資が好きなので個別株もやりたいけど
手間を大幅に削減できるETFはそれだけで価値があると思います!
だから今後このETFに投資する事もあるかも知れない!
でも個別株投資も好きだから迷ってます!
まとめ
色々解説してきましたがまとめると、
SPYDは高配当投資したい方にはめちゃくちゃ良い銘柄です!
もはや米国株高配当投資したい方はSPYD一本でもOK!と言えるほどです!
以上!参考になれば幸いです。
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